100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった を読んだ。
当時大学生だった著者がChatGPTにアプリを作る指示を出しながらプログラミングを学び、それを100日間続けて成長するとともにチャンスを掴んでいったという内容で、小説感覚で読めて良かった。
今の学生の人たちはこうやってWeb開発の知識を得ていくのかという一例でもあり、面白かった。
この本の良かったところは、AIを使ってこうしましょう!とかそういう提案的なことが一切書かれていなくて、著者である大塚あみさんの実践と結果の記録が綴られているだけであること。
こういうやり方もあるのか〜とすっと受け取ることができた。
最近、ネットで見かけるプログラミングに関するAI関連のSNSの発信や記事はポジショントークだったり変に不安を煽る内容も含まれていたりで、あくまで私個人としては読んだ後にモヤモヤした気持ちになることが多かった。
大塚さんの本は主体は本人であって、AIではなかったところが良かったのかもしれない。
ここからは私個人のポエムになるけど、Webシステムを開発する主体はシステムエンジニアである自分自身を含む人であると思ってるし、自分ができなくなるあるいは求められない限りはプログラミングをする主体も自分自身でありたいと考えている。
どうすれば良いWebサービスを開発できるかその時の最善を考えたいし、それを実践できる自分でありたいのでプログラミングも関連する知識もちゃんと自分自身の学びの蓄積として得ていきたいと思っている。
(こんなこと言っているけど足りないことだらけなのは、ここでは横に置いておく)
いつかAIに開発の主体を譲らなければいけないと漠然としたモヤモヤを抱えるよりも、自分はしぶとく主体は譲らないぞ!とエゴ満載のお気持ちを書き残しておきたいと思ったのでした。